注意点
- 決して城北信用金庫が嫌いだからこのような記事を書いた訳ではありません
- 実際に起きた事例からお客様は信用金庫と取引するうえで気を付けるポイントをご紹介できたらと思います。
城北信用金庫が2022年6月10日に公式ホームページにて「元職員による不祥事件発生についてのお詫び」を公表しました。
城北信用金庫の概要と事件の概要をまとめました。
目次
城北信用金庫の概要
名称:城北信用金庫(じょうほくしんようきんこ)
本店所在地:東京都荒川区荒川3-79-7 (※)
本部所在地:東京都北区豊島1-11-1
理事長:大前 孝太郎
創業:大正10年5月31日
店舗数:94店舗(うち12有人出張所)
常勤役職員数:1,939人
出資総額:362億円
会員数:154,522人
預積金残高:2兆6,433億円
貸出金残高:1兆2,821億円
営業地区:
- 東京都23区26市1町
- 埼玉県25市3町
- 神奈川県6市
- 千葉県12市
- 茨城県3市
※「本部」は本店営業部とは別の所在地となります。部署によっても異なりますので、恐れ入りますが、それぞれの部署にご確認ください。
出典:公式ホームページ
ぷりんくん
令和3年3月31日現在の情報だよ
不祥事件の概要
悪いことをした職員は草加支店(埼玉県草加市)であることが公表されています。ご心配の方は城北信用金庫にお問い合わせしてみてください。
事故者
当金庫元職員(31歳男性、営業担当)
手口
- お客さまの普通預金および定期預金を着服
※着服したお金は自己の遊興費に消費
事故金額
- 1先 810万円
※金庫が全額弁済
当該金額については、元職員からの弁済により回収を図る方針
一般的に金庫が弁済した場合は、その後、金庫から事故者に対して請求(裁判)する。(求償:賠償または償還を求めること。)
事故発生日
- 2019年(令和元年)6月21日から2022年(令和4年)4月28日
※発覚日は2022年(令和4年)4月28日
なぜ発覚したのか?
・お客さまのご親族から預金の払い出しに関するお問い合わせがあり、調査の結果、2022年(令和4年)4月28日に着服の事実が判明
人事処分
- 2022年(令和4年)5月30日付で懲戒解雇処分
※関係役職員についても厳正に処分
まとめ
今回の事件から信用金庫と取引するうえで気を付けるポイントはと以下の通りです。
要点まとめ
- 信用金庫の職員はお客様のご印鑑を代わりに押捺することは出来ません。但し、お客様によっては「上手く押せないから押して!」ということはあります。(本来はそれもダメ!)
- もし仮に信用金庫の職員に印鑑を押してもらう場合は、”必要以上に押捺していないか?”をよくご自身の目で見ておいてください。
- 印鑑を預けたまま、その場を離れたりするのは危険です。