この度は誠に申し訳ございませんでした。
どうしたの!?
同業者が…
注意点
・決してさわやか信用金庫が嫌いだからこのような記事を書いた訳ではありません
・実際に起きた事例からお客様は信用金庫と取引するうえで気を付けるポイントをご紹介できたらと思います。
さわやか信用金庫が2021年9月24日に公式ホームページにて「不祥事件の発生について」を公表しました。
さわやか信用金庫の概要と事件の概要をまとめました。
さわやか信用金庫の概要
名称:さわやか信用金庫(さわやかしんようきんこ)
本店所在地:東京都港区三田5-21-5
本部所在地:東京都大田区萩中2-2-1
理事長:篠 啓友
設立:1926年11月
店舗数:63店舗(うち有人出張所8ヶ所)(東京都、川崎市、横浜市に所在)
役職員数:1,029名(2021年3月末)
預積金:1兆5,821億円(2021年3月末)
貸出金:9,267億円(2021年3月末)
営業地域:
・東京都23区・八王子市・立川市・武蔵野市・三鷹市・府中市・昭島市・調布市・町田市・小金井市・小平市・日野市・国分寺市・国立市・西東京市・狛江市・多摩市・稲城市
・神奈川県の横浜市(鶴見区・神奈川区・港北区・緑区・青葉区・都筑区)・川崎市・相模原市(旧津久井町、旧相模湖町、旧藤野町、旧城山町を除く)
出典:公式ホームページ
2021年(令和3年)3月31日現在の情報だよ
不祥事件の概要
悪いことをした職員は美原支店(東京都大田区)であることが公表されています。今回の事件で驚いたのはお客様のお金を着服していた期間が2008年(平成20年)11月~2011年(平成23年)7月であり、事件発覚まで長期間、その職員が働いていたと思うと怖いですね。どんな気持ちで働いていたのでしょうか?もうバレないと思ったのでしょうか?気になります。
ご心配の方はさわやか信用金庫にお問い合わせしてみてください。
事故者
当金庫元職員(男性、本部職員・50歳代)
※お客様のお金を着服していたのは、美原支店の営業担当時代
手口
- 美原支店に在任中、お客さま(1先)からお預かりした定期積金の掛金1,920万円を入金せずに着服
※着服したお金は自己の生活資金や遊興費に充当
事故金額
- 先数:1先
- 累計:1,920万円
※金庫が全額弁済
一般的に金庫が弁済した場合は、その後、金庫から事故者に対して請求(裁判)する。(求償:賠償または償還を求めること。)
事故発生日
- 2008年(平成20年)11月~2011年(平成23年)7月
※発覚日は2021年(令和3年)7月2日
なぜ発覚したのか?
・内部調査により発覚
人事処分
- 2021年9月16日付で、懲戒解雇処分
※関係役職員についても内部規定に則し、厳正な処分
まとめ
今回の事件から信用金庫と取引するうえで気を付けるポイントはと以下の通りです。
要点まとめ
- 本件は、定期積金の掛金の着服
- 掛金は毎月、営業担当がお客さまのところへ訪問し、現金で集金するため、その現金を着服。また、定例訪問による営業担当とお客さまの信頼関係を悪用したものであり、極めて遺憾。
- 定期積金の掛金を集金にしているお客さまはご高齢の方が多く、営業担当にお任せ状態。
- お客さまにおかれましては、定期的な残高の確認(記帳や残高照会)をおすすめします!