【謝罪】東春信用金庫の不祥事件の発生について

東春信用金庫が２０２４年（令和６年）５月２４日に公式ホームページにて「不祥事件の発生について」を公表しました。

この記事では、事件の概要と今後の対応について詳しく解説します。信用金庫との取引をされている方や、金融機関の健全性に関心のある方は、ぜひ最後までお読みください。

東春信用金庫の概要

東春信用金庫は、愛知県小牧市に本店を置く信用金庫です。以下が主な概要です。

• 創業：昭和27年6月
• 出資金：1,072百万円
• 会員数：17,043名
• 店舗数：19店舗
• 役職員数：204名
• 営業地区：小牧市、春日井市、名古屋市など愛知県内の広範囲

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概要｜東春信用金庫について｜東春信用金庫

不祥事件の概要

今回発生した不祥事件の詳細は以下の通りです。

1. 事故者：地元支援部に勤務していた元職員（次長、男性、50歳）
2. 発覚日：令和6年4月22日
3. 事故の発生期間：令和5年3月1日〜令和6年4月3日
4. 事故の内容
   ・担当業務遂行中に顧客情報を不動産業者等に提供
   ・情報提供の見返りとして私的に手数料を受領
5. 事故金額：38,611,920円（全額返金済み）

▼ 出典
・不祥事件の発生について（公式ホームページの重要なお知らせ）

発覚の経緯と対応

1. 発覚の経緯：手数料を支払った不動産業者からの申し出により発覚
2. 関係者への対応：
   影響を受けたお客様7件（4先）と不動産取引1件（1先）に対して訪問・謝罪
   事件の内容、調査結果、再発防止策について説明
3. 監督官庁への届出：速やかに実施
4. 関係者の処分：
   事故者: 諭旨退職
   理事長を含む全役員: 減給

再発防止策

東春信用金庫は以下の再発防止策を実施する予定です。

1. 就業規則の周知・徹底
2. コンプライアンス教育の強化
3. 管理者による行動管理の強化
4. 副業（兼職）等の申請・承認体制の整備
5. 業務上で知り得た情報の私的利用禁止の徹底

まとめ

今回の不祥事件は、金融機関の信頼性を揺るがす重大な問題です。東春信用金庫は再発防止に向けて全力で取り組むとしていますが、私たち利用者も以下の点に注意が必要です。

金融機関との取引は私たちの生活に欠かせません。今回の事件を教訓に、より慎重かつ賢明な金融取引を心がけていきましょう。

▼ お問い合わせ先一覧
・金融庁
・全国信用金庫協会
・信金中央金庫
・全国しんきん相談所

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