【謝罪】佐賀信用金庫の不祥事件の発生について～人のお金で遊ぶんじゃない！～

佐賀信用金庫が２０２４年７月１２日に公式ホームページにて「不祥事件の発生について」を公表しました。

本記事では、事件の概要と今後の対応について、客観的な立場からお伝えいたします。

事件の概要

▼ 出典
・佐賀信金職員が顧客の預金着服　懲戒解雇（読売オンライン）
・信金職員が客から預かった現金４００万円を着服 懲戒解雇処分（佐賀NEWS WEB）

佐賀信用金庫の元得意先係（30代男性）が、お客様からお預かりした定期積金の掛込金を着服するという不祥事が発生しました。この事件の主な内容は以下の通りです。

• 発生期間：2022年5月31日から2024年4月23日まで（約2年間）
• 発生店舗：本店営業部及び神野・高木瀬支店
• 事故金額：590,000円（累計金額：4,040,001円）
• 実損金額：0円（全額返済済み）

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手口

元職員は以下のような手口で犯行を行っていました

1. お客様から定期積金の掛込金（現金）を預かる
2. 入金処理をせずに着服
3. 「通帳と元帳との残高照合を実施している」と偽る
4. 掛込金と通帳を預かった上で、偽造した預り証を交付

着服した現金は、自身の遊興費やローンの返済、過去の被害穴埋めに使用されていました。

発覚の経緯

2024年4月23日、別の得意先係が定期積金集金先に連絡したところ、本来預かるべきでない通帳を元職員が預かっていることが判明しました。内部調査の結果、元職員が犯行を認めたことで事件が発覚しました。

佐賀信用金庫の対応

1. 被害者への対応：被害に遭われたお客様には直接訪問し、事実関係を説明して深くお詫びしました。
2. 被害金の返済：元職員及び元職員家族から全額返済されています。
3. 関係機関への連絡：佐賀財務事務所、日本銀行福岡支店、佐賀県警察本部に速やかに届出・通報を行いました。
4. 人事処分：元職員は2024年7月11日付で懲戒解雇処分となりました。また、役員及び関係職員にも厳正な処分が実施されました。

今後の対応

佐賀信用金庫は、この不祥事を厳粛に受け止め、以下の対策を講じていく方針です。

1. コンプライアンス意識の一層の醸成
2. 内部管理態勢の充実強化
3. 再発防止に向けた全社的な取り組み

まとめ

• 佐賀信用金庫で約2年間にわたる不祥事が発生
• 元職員が定期積金の掛込金を着服
• 被害金は全額返済済み
• 佐賀信用金庫は再発防止に全力で取り組む姿勢

金融機関を利用する際は、通帳や残高の確認を定期的に行うことが重要です。不安な点がある場合は、直接金融機関に問い合わせることをおすすめします。

▼ お問い合わせ先一覧
・金融庁
・全国信用金庫協会
・信金中央金庫
・全国しんきん相談所

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